David Bowie

Devid Bowieが亡くなった。
自分にとってボウイは、神でもなけりゃ、好きなアーティストを10人挙げろと言われたら、たぶん挙げない。

でも、この人のScary Monstersってアルバムは、Myベスト10に入れるだろうなと。
この人を知ったのは、好きだった布袋さんの発言くらいからやろう。

当時、当たり前だけどYou Tubeは無いし、てか、うちにネット環境なんて無いし。。
天草という田舎では、調べるって行為に限度があった。
そんな中、1997年よね?50歳記念のライブがBSであって、偶然新聞で気づいてビデオテープに録画したのが初めてみたボウイだろうな。

Scary Monstersって曲が演奏されていて、それに心奪われた。
カッコイイんだけど、なんか変なんだよね。
それは、今まで聞いたことのない変な構成に感じたんだよね。ギター弾きまくってるけど、ちょっと外れた感じというか。

一気に虜になって、この曲が入ったアルバムを探し、手に入れて聞いてさらに虜。

アートって今では、綺麗なものに対して使われてしまう言葉だけど、本来は何かを問いかける、問いかけてしまうのがアートだと思っている。
俺にとって、初めて触れたアートは間違いなくこの曲であり、この曲だけじゃなくこの曲が入っているアルバムなんだよね。

自分は、Webデザイナーという職に就いていた時に、よくデザインとアートという言葉をごちゃ混ぜにされたけど、アートとデザインは明確に線があると思っている。

デザインは「問題解決」であり、アートは「問題提起」。

ボウイは死んだけど、提起された問題はたくさん。
この人のことをゆっくりだけど、もっと知ろうと思う。聞いたことのないアルバムがたくさんあるんで。

にわかだけど、この人と出会えて良かった。