動機は不純だったけど

9月29、30日は、長崎県教育センターが高校の先生向けに行う「HTML5によるWebアプリの開発入門」ってセミナーで、HTML5の現状を話したり簡単なアプリを制作するワークショップをやらせていただきます。
もともと福岡に住んでいた時に運営をお手伝いしていたHTML5+α@福岡へ話しが来て、平日の開催だし長崎だったら天草からも近いじゃん(長崎へはフェリーが出ているので)ってことで行くことになりました。

引き受けた理由はもう一つあって。
現在お付き合いしている方が小学校の先生で、仕事忙しい&大変で体調を崩すことが多々あるもんだから「何か手伝えたらな〜」って思っていて、“ITの技術×教育”は考えてみたかったっていうのが大きい。

ちなみに、このことを一緒に行く予定の○ルマ君に言ったら「動機が不純ですね」って言われました。
まあ、動機は不純なくらいが良いと思います。
最初から「社会を変えたいです!」なんて言っちゃうヤツにろくなヤツがいないと思うから。

そんな感じの中、昨晩NHKのクローズアップ現代で放送された
「学びを変える? ~デジタル授業革命~」をみたわけですよ。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3547.html

これを見て思ったのは、技術だけ知っていてもダメなんだな〜ってこと。
生徒が使い方分からないってところから、タブレットを使っていることに満足して実は学力がついていないとか…。
どう使わせるか?学力を身につけるためのコンテンツとは?自分から学ぶ方向にもっていくには?
などなど、技術を使って作るコンテンツの中身がスゲー問われているなと。
自然と、今回のセミナーで技術的なこと話すだけだと足りないな〜っていう方向に考えが。

ただ、よく考えるとこれは教育の現場に限ったことじゃなくて普段やっているWeb制作でも同じような悩みを抱えているなと。
情報を見てもらうために、情報を伝えるために、情報から行動を起こしてもらうために。
まあ、同じ感じ。
そう考えていくと、Web制作で勉強されているUI、UX、IAなどの知識って応用利くよな〜って思いました。
なので、セミナーにはHTML5以外にその辺の紹介も入れようかと思います。
(ちゃんと勉強していないから触りくらい…汗)

そんなことを考えていたら、遠い昔、友達のインターフェースデザイナーとのやりとりを思い出しました。
奇跡的にちゃんとブログに残してあるんだけど↓
http://blog.minimal-hitech.com/archives/168
ここで使っている奇跡的という言葉には二つの意味があって、一つは更新頻度が少ないのにちゃんと書いていたという意味。もう一つは、酒を飲みながら話しをしていたのに記憶があったという意味。

脱線しちゃったけど、重要なのは以下の一文。

html5を使えるようになった人は、その技術を仕事に生かすだけじゃなくて、表現したい!って思っている人に教えてあげる会を開いて欲しいと。

今回のセミナーは、このことに通じるなと。
あと、今Web業界、デザイン業界で話されていること(html5、UI、UX、IAなどなど)がこういう風になっていけば良いなと思いました。
私自身、エビの養殖して売っているから取り入れていければ。

んで、飲みながら話したことを思い出してたら最終的にテキーラとかピスコとか二日酔いするくらい飲みたいな〜って思うようになりました。
まあ、冗談はさておき資料を頑張って作らないと。。。