ブログを始める理由

この1年くらい、勉強会でLT(ライトニングトーク)を何度かやってみたけど
どーも、まとめきれずゴチャゴチャしたままやっちゃって、結果伝えきれない感じ。。。

伝えたいことには、その伝えたいことが生まれるまでの背景がある。
きっと、その背景をちゃんと処理(整理)できていないから、伝えようとする時にあれもこれもってなってゴチャゴチャしちゃうんじゃないかって。
だから、引っかかったことを記録するためにブログを始めることにしました。

せっかく、ブログを書くことにしたので、昨年読んだ佐々木中さんの「切りとれ、あの祈る手を—〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話」のことを挙げておこうと思います。
この本には徹底的に読書をし、そこから生まれた考えを書いた(本にする)ことによって起こった革命が書かれていました。(イスラム教の開祖、ムハンマドも宗教改革で有名なルターも「言葉」を読み、新しく書くことから革命を始めた。詳細についてはぜひ本を読んでください。)

徹底的に読書するということは、正しく理解することはなく、その本にちゃんと向き合うということ。「わからない」とか「理解できない」とかも、ちゃんと向き合わないと解らない。というより、“解らないことを受け入れることができない”。よく「解らないことがことが解らない」とか「何を質問すればいいか解らない」とかは、その例。もっとよくないのは分かったつもりにしておいて、放置すること。
この本を読んで、ずいぶん反省しました…。

そして、読書することで生まれた考えを書くことで革命が起きるという点について。
気付かない、もしくは気付かないようにしているのかはさておき、“常識”とか“当たり前”という言葉によって、発言が制限されている事ってあると思います。
“変だ”って感じてるのに、それは常識として言わないとか…。
でも、ちゃんとそれを書く、つまりアウトプットすることで、同じような意見を持っている人が集まって大きな力になる。つい先日のエジプトとかリビアでの出来事はその例かと。
別に政権をどうこうしようというわけじゃなくて、ちゃんとアウトプットすることで同じ方向を向いた人同士が繋がれるっていうところがポイントだと思います。
きっと、そうなった人は人生が変わる。それはきっといい方向に。
あと、常識外れだった場合、戒めてくれる人が出てきてくれるかも…。
私は、Webデザイナーとしての質を上げたい。アウトプットすることで、良い方向に向かって行ければと思います。

そして、上記の読書の対象は本だけではなく人間にも置き換ええることができると思います。
たまたま出会った人、興味がある人、色んな人に向き合って感じたこともちゃんとアウトプットしたい。なんか、そんな風に思います。
そういえばこの感じ、昨年参加した「コラボレーションカンファレンス」でも感じたなぁ~。
あと、“感じたことを書く=出版”だからつい先日の“WordCamp Fukuoka”にも辿りついた(笑)。
考えを出版するためのツール、Wordpressに感謝!!!ってことで、おわり。

切りとがれ、あの祈る手を—〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話