そういえば、日本の人口って減っていくだったね…。
年初には、この1年についてとかこれからの日本についての番組とか記事を目にする。
その中で、ニッポンのジレンマって番組と新聞の夏野剛さんの記事から考えたことを少し。
この2つに共通していたのは、“人口が減っていく中の都市の再設計、再構築“に関する話。
特に住んでいる人が少なくなっている地域は、住んでいる人が多いところと同じレベルの公共設備や機能を提供するための費用が足りないので、もっと都市の機能を1つに集中させてコンパクトにしないと難しい。
“住む人が少ない=税金が収入が少ない”わけだから、納得の意見だなと。
この話って結構前から市町村合併って形で何気に進んでいる話なんだけど、あくまで国がやっていることでどこか自分から距離があることだと感じていた。
ニッポンのジレンマに出て、この話をしていたのが藤村龍至さん。
この人、去年(おととしだったかも…)から鶴ヶ島の再開発のプロジェクトで、コンパクトに都市を再構築することを手掛けている。
このプロジェクトで、重要なのは再開発のプロジェクトを住んでいる市民も巻き込んで取り組んでいるという点。
藤村さんは番組で“空間が民主主義を育てる“ってことを言っていて、この取り組みはその一環なんだなと。
国に任せるだけの再開発の時代は終わって、これからは自分も含めた市民も参加する時代なんだろうなと。
そして、夏野さんの記事では、コンパクトに再編されていく流れの中で”どこに投資していくのか?“って話。
去年ぐらいからソフトバンクはCMで“スマホつながりやすさNo.1“って言っちゃってるけど
私の住んでいる地域では、ホント繋がらない。そんなんで、よく言えたもんだと感じていた。
でも、これってまさに“どこに投資するか?“ってことなんだろうなと。
人口が減少していくことは、たぶんほとんどの人が知識として持っていて、もしかしたらみんなちゃんとその状況を感じているのかもしれない。
私、これらの番組や記事のおかげで、ようやく“人口が減少によって起こる変化に対して、個人レベルで感じて考えて行動するフェーズに入っていること”に気付くことができたのでありました。
あぶないあぶない。。。。
こういう話していると“田舎を切り捨てて“みたいな話になると思うけど、“切り捨て”という表現より“手が回らない“って表現の方がしっくりくる。国がなんとかしようにも手が回らないって感じ。
だからって、都会に引っ越すかって話ではなく、そんな中をどう生活するか?って方向で考えたいなと。
だって、都会じゃ美味いエビを養殖できないからね。
私の場合、これまでやってきたWebの技術を使ってうまく遣り過ごせないかって考える。
ここ数年で、いろんな技術が出てきてやれることが増えた。
田舎だから古いってのはダメで、田舎だからこそ最新のものを使えないと厳しくなるのがこれからだと思う。
それに、こういう難しい環境だからこそ生み出せるものだってありえると思ってる。
って感じなので、今年は少しはプログラムを勉強する気。
プログラムを勉強っていっても“プログラマーを目指すぞ!”って話ではない。
あくまで、日曜大工程度。簡単なことは自分でやれるようになりたいと思う。
とりあえず、そこからかな。